エコバッグをオリジナル製作する時、よりサステナブルなエコバッグを作る
目次
オリジナルエコバッグを作る時に意識したいサステナブルな素材
サステナブル、SDG’s(2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標)などの社会貢献が人にも会社にも誰にでも求められている今、プラスチック削減によるレジ袋有料化も、サステナブルな社会をつくっていく、ひとつの施策としてスタートしました。レジ袋有料化によってエコバッグ需要が高まり、現在では、エコバッグで買い物をしている人を見かけることは、ごくごく普通な風景になっています。今回は、オリジナルでエコバッグを製作する際に、エコバッグを作って使用してもらうというひとつのエコ、さらには素材をよりエコな素材にすることによって、もっとエコを意識したエコバッグを作るには、というテーマで、エコな素材で作ったエコバッグやトートバッグを紹介していきたいと思います。リサイクルやオーガニックなどエコな素材を作るということは、その分、お金がかかっているという認識は必要です。多少、価格が上がってもエコな素材でエコバッグを作ることが、環境にやさしいエコバッグを作ることへの行動のひとつだと思います。
再生PETで製作したエコバッグ
エコバッグと言えば、内ポケットやバンド、ゴムなどでコンパクトに折りたたみできるものをイメージする人が多いのではないでしょうか?折りたたみができるエコバッグとなると、コットンよりもポリエステル素材のエコバッグが多くお店などでも見かけることがあるかと思います。コットンなどと比べると生地が薄く小さくしやすいという特徴がございます。コットンのような天然素材ではないので、エコ素材ではないところなのですが、再生ペット素材は、回収されたペットボトルから作ったポリエステル繊維なので、環境にやさしい素材です。ポリエステル素材のエコバッグの中に再生ペットという記載があれば、そのエコバッグはリサイクルされたポリエステル生地を使用していますので、通常のポリエステル素材のエコバッグを製作するより、よりエコなエコバッグを製作することができます。通常のポリエステルよりは、生地の価格が高いため、ちょっと割高にはなりますが、環境に配慮したエコバッグを作るというテーマで考えれば、再生ペット素材のエコバッグはおすすめです。
再生コットン(リサイクルコットン)で製作したエコバッグ
再生コットン(リサイクルコットン)とポリエステルの混紡のミックス生地で作ったトートバッグです。生地の感触は、コットンにかなり近いですが、ちょっとだけシャリシャリとした感触の生地です。廃棄される生地の端切れ等を集めて作ったリサイクルコットンなので、もちろんエコ素材です。色もグレーや青、ベージュなど、通常のコットンとはちょっと違うカラーリングでナチュラルな雰囲気のあるエコを意識したトートバッグを作ることができます。コットン素材は生地の厚みも4オンス~14オンスと、幅が広く、こちらのリサイクルコットンを使用したミックス生地は6オンスという薄手の中では、一番厚いという位置づけの薄手コットンの中ではしっかりとした感触のトートバッグと、10オンスのとてもしっかりとした厚みのあるトートバッグがございます。巾着などもございます。
オーガニックコットンで製作したエコバッグ
オーガニックコットンは、生産方法を基準に従い、2~3年以上の実績を経て、認められた農地のみで育てられた綿花です。農薬・肥料などの厳格な基準を守って栽培されており、人と環境にやさしいよりエコなコットン素材です。通常のコットンと比較すると、感触などにも変化はなく、通常のコットンと変わりはありません。どちらかというと製造工程の部分で有機栽培、基準に定められた土壌づくりなど、差があります。通常のコットンとおなじかたちで同じ厚みのトートバッグを比較すると、もちろん手がかかっているオーガニックコットンの方が価格は高くなります。ただ、よりエコな素材という観点から考えると、とても注目度が高く人気のあるトートバッグです。人気があるので、種類も豊富で、4オンス~10オンスまであり、バリエーションも多いです。
フェアトレードコットンで製作したエコバッグ
フェアトレードコットンってなに?という人もいるかもしれません。フェアトレードとは、開発途上国から製品を適正な価格で購入し、生産者などの労働者の生活向上に貢献することや、児童労働・強制労働などを解決するため、生産者と消費者が協力する仕組みなど、厳しい審査を経て、認証ライセンスを取得したコットン生地になります。SDG’s17の目標の8つの目標に寄与している、とても意義のあるコットンです。そのフェアトレードコットンを使用して作成さいたトートバッグです。これからどんどん注目されていく素材ではないでしょうか?
エコバッグについて色々ご相談ください
今回は、エコバッグやトートバッグにオリジナルプリントする際に、どんなエコバッグを選ぶか?もしかしたら「よりエコな素材」をテーマに考えてみるのもいいかもしれません。もちろん通常のコットンや麻、デニム、タイベックなど色々な素材もございます。エコバッグを使い、レジ袋を購入しないだけでも、エコ活動のひとつです。お気軽にご相談頂ければ、目的に合わせたエコバッグやトートバッグをおすすめさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
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