エコバッグ・トートバッグのオリジナルインクジェット印刷!小ロットでもフルカラープリントが実現
エコバッグ・トートバッグのオリジナルインクジェット印刷!小ロットでもフルカラープリントが実現
インデックス
はじめに
宣伝用ノベルティや記念品、販促グッズとして人気のオリジナルバッグですが、「少量でも鮮やかなフルカラーで作りたい」「コストを抑えて高品質な印刷を実現したい」というご要望をよくいただきます。そんなご要望にお応えできるのが「インクジェット印刷」です。
この記事では、ノベルティ制作や販促品、店舗向けグッズ制作を手がける企業担当者さまに向けて、エコバッグ・トートバッグ製作に最適なインクジェット印刷の特徴やメリット・デメリット、コスト面まで詳しくご紹介します。
エコバッグ・トートバッグにおすすめのインクジェットプリント
企業のノベルティグッズやイベント記念品として人気のエコバッグ・トートバッグ。オリジナルデザインを印刷する方法はいくつかありますが、特に「少量生産」「フルカラーデザイン」「コスト効率」を重視する企業様に選ばれているのがインクジェット印刷です。
まずは、この印刷方法の基本をご説明します。
デザインデータをそのままフルカラーで印刷できるインクジェット印刷
インクジェット印刷は、Tシャツやエコバッグ、トートバッグなどのコットン素材に直接プリントする方法で、シルク印刷に次いで広く活用されている印刷技術です。
入稿データ(JPEG、PNG、PDFなど)を専用のプリンターに送り、インクを生地に直接吹き付けてプリントします。最大の特徴は、写真や複雑なグラデーション、繊細な線も表現できる「フルカラー印刷」が可能な点です。
機械による印刷なので品質が安定している一方、インクを定着させるための前処理剤の散布や高温プレス機による乾燥など、一枚一枚丁寧な手作業が必要となります。
淡色生地用印刷と濃色生地用印刷
インクジェット印刷は、使用するベースとなるバッグの色(淡色・濃色)によって、印刷工程や仕上がりの見え方が大きく変わってきます。
薄い色の生地で作ったエコバッグに淡色生地用印刷
白や生成り、薄いグレーなどの明るい色の生地には「淡色生地用印刷」が適しています。
この方法の特徴と工程をご紹介します。
淡色生地用印刷の特徴
- 前処理剤が不要で、印刷面を平らにするプレス作業のみでプリント可能
- 生地にインクが自然に染み込み、素材本来の柔らかな風合いを保持
- 白インクは使用しないため、白色部分は印刷されず生地の色がそのまま表示
- パステルカラーなどの淡い色の生地にも対応可能
印刷工程
1.バッグの印刷面をプレス機で平らに整える
2.インクジェットプリンターで直接デザインを印刷
3.高温プレス機でインクを定着・乾燥させる
4.検品・仕上げ
淡色生地用印刷は工程がシンプルなため、コスト効率に優れています。企業ロゴやカラフルなグラフィックを自然な風合いで表現したい場合におすすめです。
濃い色の生地で作ったエコバッグに濃色生地用印刷
黒や紺、赤などの濃い色の生地に鮮やかな印刷を行うには「濃色生地用印刷」という特殊な工程が必要です。
濃色生地用印刷の特徴
- 白インクを定着させるための前処理剤(透明溶剤)を使用
- 二層構造の印刷(白インクで下地を作り、その上にカラーインクを印刷)
- 生地色の影響を受けにくく、発色が鮮やか
- 印刷面に若干の厚みと質感が生まれる
注意点:濃色インクジェット印刷の場合は、前処理剤を熱プレスした時にプレス跡がのこることがございます。これは時間とともに目立たなくなりますが、初期段階ではベタつきを感じる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
印刷工程
濃色生地用印刷は工程が複雑なため、カプセルボックスでは濃い色のエコバッグには別の転写印刷方式(DTF印刷など)をご提案することもございます。詳しくはお問い合わせください。
インクジェット印刷の4つの魅力とメリット
インクジェット印刷がオリジナルバッグ製作で選ばれる理由は、コスト面と表現力にあります。ここでは、企業担当者様に知っていただきたい4つの大きなメリットをご紹介いたします。
1. 版の製作代金がかからない!小ロット印刷に最適
インクジェット印刷の最大の魅力は、デジタルデータから直接印刷するため「版」が不要なこと。
これにより以下のメリットが生まれます
- 初期費用の削減:版代が不要なため、少量生産でも1枚あたりのコストを抑えることができます
- 短納期対応:版の製作工程がないため、納期を短縮できます
- 柔軟な修正対応:デザイン変更も容易で、追加製作やリピート注文も同じデータから簡単に対応可能
例えば、展示会やセミナー用のノベルティとして50〜100枚程度のオリジナルエコバッグを作る場合、シルク印刷では版代が大きなコスト負担になりますが、インクジェット印刷なら経済的に製作できます。
2. 色数無制限のフルカラープリントが可能
インクジェット印刷では、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色インクを組み合わせることで、豊富な色表現が可能です。
- 写真やグラデーションも美しく再現
- 複雑なイラストや多色使いのロゴも忠実に印刷
- 手描きイラストの微妙な色合いも表現可能
従来の印刷方法では色数が増えるほどコストが上がりましたが、インクジェット印刷ならフルカラーでも追加費用はございません。企業ブランドカラーの正確な再現や、写真を活用したプロモーション用バッグなど、表現の幅が大きく広がります。
3. 生地に馴染んだソフトな仕上がりを実現
インクジェット印刷は生地の風合いを活かした自然な仕上がりが特徴です。
- インクが生地に染み込むように定着するため、柔らかい質感を維持
- ひび割れやかさつきが少なく、長期使用にも耐える
- 洗濯にも比較的強い
特に、コットン素材のナチュラルな風合いを大切にしたエコバッグやトートバッグに最適です。環境に配慮したエコな企業イメージを演出するノベルティとしても相性が良いでしょう。
カプセルボックスでは、印刷後のオリジナルバッグをしっかり検品し、インクの定着と風合いをチェックしてからお届けしています。
4. デザインデータ作成が簡単で手軽
デザイン入稿データのご準備も簡単なのがインクジェット印刷の魅力です。
インクジェットフルカラー印刷はPNGファイルを読み込みプリントしますので、シルク印刷のようなイラストレーターのパスデータを必要としません。デザインデータ作成のハードルが少し下がります。
- PNG形式などの一般的な画像ファイルで印刷可能
- イラストレーターなどの専門的なパスデータは不要
- 多少解像度が低い画像でも印刷対応可能(※鮮明さには影響いたします)
企業のロゴデータやWebサイト用に作成した画像なども、サイズ調整するだけで印刷にご使用いただけます。専門的なデザイン知識がなくても、手軽にオリジナルバッグを製作できるのは、特に小規模なキャンペーンや急ぎの販促ツールとして重宝されています。
カプセルボックスでは、入稿データ作成のサポートも行っておりますので、「既存のロゴを活かしたい」「イメージはあるがデザインがない」という場合もぜひお気軽にご相談ください。
インクジェットプリントの注意点とデメリット
メリットの多いインクジェット印刷ですが、用途によっては不向きな場合もあります。適切な印刷方法を選ぶために、以下の注意点もしっかり押さえておきましょう。
1. 大ロット生産には不向き
インクジェット印刷は少量生産に最適ですが、数百枚以上の大量生産では他の印刷方法が効率的な場合があります。
- 大ロットの場合、シルク印刷のほうが総コストが安くなることが多い
- 1枚1枚の印刷・プレス工程があるため、大量生産では製作期間が長くなる
- 納期が短い大量注文の場合、対応が難しいケースも
製作数が多い場合は、カプセルボックスの担当者がコスト効率と納期を考慮して最適な印刷方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
2. 生地の色の影響を受けやすい
特に淡色生地用印刷では、生地の色がデザインの発色に影響いたします。
- CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色インクで表現するため、生地色が透けて見える
- 白色や淡いカラーは印刷されず、生地色がそのまま表示される
- パステルカラーの生地に印刷すると、色味が若干変化することも
より正確な色再現が必要な場合は、白地のバッグをお選びいただくか、濃色生地用の二層印刷(白ベース+カラー)をご検討ください。また、色見本やサンプル印刷も承っておりますので、重要なプロジェクトでは事前確認をおすすめします。
3. 段差や凹凸のある部分には弱い
インクジェットプリンターは印刷面との距離がミリ単位で調整されています。そのため、印刷面に凹凸があると印刷品質に影響が出ることがあります。
- ポケットや縫い目などがある場所への印刷は、部分的にボケることがある
- 厚みのある部分に合わせて印刷するため、凹んだ部分の印刷精度が下がる可能性がある
- 布地の織り目が粗い場合、細かいデザインの再現性が低下することも
印刷位置の選定や、デザインの配置には専門的なアドバイスが必要です。カプセルボックスでは、お客様のデザインに合わせて最適な印刷位置をご提案しています。
【関連記事】オリジナルエコバッグのプリント方法ってどれがいいの?
まとめ|オリジナルエコバッグ製作に最適!インクジェット印刷がおすすめなケース
ここまでの特徴を踏まえ、具体的にどのような場合にインクジェット印刷が最適なのかをご紹介します。
こんな方におすすめのインクジェット印刷
以下のようなケースでは、特にインクジェット印刷の強みが発揮されます
✓ 少量生産が必要な場合
- 特定の展示会やイベント向けの限定ノベルティ
- 部署やチーム単位での記念品作成
- 試作品や販売前のサンプル製作
✓ フルカラーデザインを活かしたい場合
- 企業ロゴや製品写真を鮮やかに表現したい
- 多色使いのイラストやアートワークを印刷したい
- グラデーションや微妙な色表現が必要なデザイン
✓ オリジナリティを重視する場合
- お子様の描いた絵を記念品のバッグにしたい
- アーティストとのコラボレーション商品
- 一点物の特別なギフトや贈答品
✓ 短納期での対応が必要な場合
- 急なイベント出展やキャンペーン用のグッズ
- 追加発注や小ロットの継続生産
カプセルボックスでは、お客様のニーズに合わせたオリジナルエコバッグ・オリジナルトートバッグの製作をサポートしています。デザインのご相談から印刷方法の選定まで、専門スタッフがきめ細かく対応いたします。
フルカラー印刷の中では印刷コストがお得!
フルカラーでエコバッグやトートバッグを作成したい場合、コスト面から比較するとインクジェット印刷が最も経済的な選択肢となることが多いです。
フルカラー印刷方法の比較
- インクジェット印刷:版代不要で少量から対応可能、印刷コスト中程度
- 転写印刷(DTF等):版代不要だが印刷コストが高め、素材を選ばない
- シルク印刷:フルカラー表現には不向き(色数ごとに版が必要)
特に小〜中ロット(10〜200枚程度)のフルカラー印刷では、インクジェット印刷が最もコストパフォーマンスに優れています。さらに、淡色系のコットン素材をお選びいただくことで、より経済的にオリジナルエコバッグを製作できます。
インクジェットプリント・印刷の商品を探す
カプセルボックスでは、インクジェット印刷に最適なエコバッグ・トートバッグを多数取り揃えています。お客様のニーズやご予算に合わせて、素材・サイズ・カラーバリエーションなど豊富な選択肢からお選びいただけます。
コットントートバッグ
- 素材・厚さ:コットン・8 oz(中厚手)
- カラーバリエーション:ナチュラル/ネイビー/ブラック (全3色)
- ロット/単価:10枚/1,118円(税抜) から
ポップ!トート
- 素材・厚さ:コットン ・8 oz(中厚手)
- カラーバリエーション:ナチュラル/ブラック (全2色)
- ロット/単価:10枚/1,137円(税抜) から
フルカラーカスタムポーチ
- 素材・厚さ:コットン・10 oz(厚手)
- カラーバリエーション:セミオーダー
- ロット/単価:10枚/2,345円(税抜) から
たためるマルシェ
- 素材・厚さ:コットン ・6 oz(薄手)
- カラーバリエーション:ナチュラル/ブラック (全2色)
- ロット/単価:10枚/1,212円(税抜) から
オリジナルバッグ製作をお考えの企業様へ
弊社では、企業様の販促戦略に最適なオリジナルエコバッグのデザインから製作まで、トータルサポートいたします。
弊社の強み
- 豊富な生地・サイズバリエーション
- 小ロットから大量生産まで対応
- デザイン提案から納品まで一貫サポート
- コストパフォーマンスを重視した価格設定
オリジナルエコバッグ・トートバッグの製作なら、豊富な実績を持つカプセルボックスにお任せください。小ロットからでも、鮮やかなフルカラー印刷でご希望のデザインを実現します。
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データオペレーターが無料サポート
スタッフは全員、Illustrator、Phothopのオペレーター経験がございます。Illustratorをお持ちでない場合や、入稿データ作成が難しい場合は、お持ちのデータをそのままお送り頂ければ、印刷可能かどうかのチェックや変換作業など無料で対応します。また、印刷のサイズ調整やレイアウトなども代行しますので、まずはお持ちのデータをお送り下さい。ゼロからデザインを製作することも可能です。(※ 料金が発生する場合がございます。)できる限り、料金が発生しないようなかたちで入稿データ作成のサポートをさせて頂きます。
納品までの流れ

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ご注文
実物の校正サンプルを確認することが可能です。お手元で確認する場合は、有料となります。写真での確認は無料です。※ 無料写真確認が対応できないエコバッグもございます。

納品・お届け
約2~3週間で納品いたします。フルカラーバッグの場合は、約2か月頂いております。3~5営業日で発送可能な短納期対応可能なエコバッグもございます。

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対応もとても丁寧でしたし、出来上がりにも大変満足しております。
差し上げた方からも喜ばれております。
どうもありがとうございました。
また機会があれば、ぜひ利用したいです。
いつも丁寧に対応してくださいます。レスポンスがよく、担当者の方の対応に安心感があります。イメージ画像も送っていただき、事前の確認も行えるに加え、注意事項も明記してくださるので、見積もりの内容を見落とすことなく確認して注文できるため、仕上がりにも満足感があります。